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日下部・グリフィス学術・文化交流基金の無料会員登録をしていただいた皆さまへ、
ご登録ありがとうございました!
当基金は数名の関係者が兼務で運営する小所帯ですが、頻度は少なくても内容のある
メルマガで今後基金の活動その他の関連した動きについて随時ご案内していきたいと
思います。
本年令和元年は日下部太郎の150回忌、来年はウイリアム・グリフィスの訪日150
周年となります。この節目に、福井の国際化の原点であり、歴史の遺産と言える二人の
物語が現在に蘇るよう微力ながら努めてまいります。そのためには協賛していただける
皆さまからのご支援が何よりも大切です。皆さまを最初の輪として、この令(よ)き和
(輪)が次第に広がっていくことを期待しています。
今回は、まず3月に開きました基金の理事会についてご報告します。詳細は議事録をご
覧ください。基金のウェブサイトを刷新し、無料会員登録を進めるなど、認知度向上を
図っていることを報告しました。また関係機関との協力を進めている中で、特にラトガー
ス大学から来年5月に優等学生のグループが来福する機会の記念イベント開催や、福井
放送(FBC)の協力によるグリフィスの半生を描くテレビ番組の企画などについて紹介し
ました。さらに、2019年度はこれまで固定化されてきた助成事業を見直し、新規事
業としては、福井大学図書館よりグリフィスをテーマとする県内大学生の論文コンクー
ルの実施に対する助成申請があったことを説明。理事会ではこれを含む新年度事業計画
と予算案を承認しました。
上記論文コンクールは今年秋に実施し、優勝者は懸賞として来春ラトガース大学を訪問す
ることを予定しています。論文の主なリソースは、同大学の中央図書館にあるグリフィス・
コレクション(日本学に係る米国でも有数の資料源)です。同コレクションの重要な部分
は福井大学図書館でもデジタルのグリフィス・コレクションとして保管されています。
また、最近の関連した動きとして、次の二つを簡単にご紹介したいと思います。
1.福井市と、ラトガース大学の所在地である米国ニュージャージー州ニューブランズウィ
ック市との姉妹都市提携の一環として、3月22日から29日まで、福井市の中学生10名
がジュニア大使としてニューブランズウィックに派遣されました。
:ふくい市民国際交流協会フェースブックページ記事
2.福井大学では、2016年の国際地域学部の設置を受け、2017年にラトガース大学
との基本協定を更新、2018年には学生交流協定を締結したのに続き、本年2月には医学
部間の学術交流協定を結び、両大学間の関係は全学的広がりを持つに至りました。
:福井大学ホームページニュース
これに関連した福井大学医学部広報誌くずりゅうの記事をご参考までに添付します。
当基金の活動については、皆さまからのご意見、ご助言、アイデアも得つつさらに改善してい
きたいと考えています。このメールへの返信にて忌憚のないご意見をいただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
理事長
細谷龍平